銀行最新求人動向

2024年下半期の金融機関の求人数が大幅に増加しています。特に大手金融機関ではバブル世代の定年退職が始まっており、各社とも20代後半~30代前半の働き盛り世代や、マネジメント層候補となる人材の採用に積極的に取り組んでいます。

日銀の金融政策変更に伴い、大手銀行では金利上昇で利ザヤが改善、低金利下での構造改革も寄与し収益が大幅に拡大することが、予想されます。

各銀行では、今下半期も引き続き中途採用を強化しています。求人の内訳としては、専門性の高い職種の割合が高く、デジタル系人材や管理部門、企画部門、運用部門等の求人が多数見受けられます。一方で、若手ポテンシャル人材の採用に注力するなど、銀行によって採用方針に違いがあり、第二新卒向けの採用を検討するケースも見られます。