BIG4系FASへの転職の魅力とは
BIG4系FASでは、依然として中途採用の意欲が高めです。M&A市場が依然として活発であり、企業買収・事業再構築ニーズがFASへの案件を生んでいます。特に日本国内企業の事業再編・海外進出が、FAS人材への需要を支えており、M&A/再編/PMIの経験者を中心に採用を強化しています。また、FAS未経験者もBIG4系FASがターゲットに入れた採用を行っており、20代後半〜30代前半あたりの若手層に特にニーズがあります。
最近では、技術系スキルを求める求人も増加しており、例として、AIやデータ分析を活用したM&Aアドバイザリー業務に強みを持つポジションの求人が多く見受けられます。
FASでは、今後「デジタルスキル」がますます重要になってきており、AI、データ分析、モデリングの自動化などを扱えるアドバイザーを採用する動きが強まる可能性が高く、
特に、ビジネス・ファイナンス・ITが交差する領域(財務データをAIで分析、予測 → M&A判断など)が成長分野になっており、それを担える人材が求められています。
FASは、高い報酬水準:年収・インセンティブともに魅力的で、成果を出せば大きく評価され、成果主義、ストラクチャリング能力、特にプロジェクトリーダー経験がある人材には高い報酬が得られているようです。
FASでキャリアを積むと、将来的なキャリアの幅が広がり、BIG4ブランドを活かしたキャリア形成が可能となることから、その後PE、CFO室、企業経営企画などのポジションで転職するケースが多いようです。
FASでキャリアを積むと将来のキャリアの選択肢が一気に広がるという点は、現役・転職市場のプロフェッショナル間でも共通認識になっています。その理由としては、以下の通りです。
FAS経験者のキャリアの幅が広がる理由:
- 財務・会計 × ビジネス × プロジェクトマネジメントが身につく
FASは、M&A、DD、Valuation、再生、PMIを通じて「事業を財務で読み解き、改善・統合し、価値を上げる」という経験を積むため、企業側・投資側のどちらからも評価されます。
- 企業の“経営の現場”に深く入るポジションだから
FASの仕事は経営層(社長・CFO)と直接やりとりすることが多い。そのため、企業の内部に入った後、経営企画・CFO室などで即戦力になりやすい。
- BIG4ブランドと実績の信頼性
BIG4 FASでの実績は、投資家(PE)金融機関、上場企業の管理部門から高く評価され、職務経歴書の説得力が非常に強いです。
FAS → 次のキャリアとして増えている代表ルート:
① PEファンド(バイアウト/グロース)
DD・バリュエーション・モデリング能力がそのまま使える
PMI・バリューアップ経験があれば即戦力
若手〜30代前半で転職が非常に増えている領域
② CFO室/財務企画/財務戦略ポジション
上場準備企業(IPO準備中)のCFO補佐が特に多い
KPI設計、財務管理、資金調達をリードするポジションへ移行しやすい
③ 経営企画/事業企画
中長期戦略、事業ポートフォリオ管理、M&A戦略の担当として採用される
FAS経験者はM&Aの“買い手サイド”での専門性を買われやすい
④ 事業会社のPMI室/M&A推進室
事業会社側のM&A専門部署はここ数年で急増
“買う側のプロ”になれるキャリア
⑤ 戦略コンサル(ストラテジー系)
DDやPMIの経験があると、戦略ファームでも重宝される
M&Aストラテジー、事業ポートフォリオ戦略などへ転身
⑥ スタートアップ経営側(COO / CFO候補)
財務スキル+経営視点を求めるスタートアップからの引き合いが強い
役員レベルで迎えられるケースもある
今後さらに増えると予想される理由:
・日本企業の事業再編・カーブアウトが増える
・PEファンドの国内投資残高が増加
・中堅企業の後継者不在 → M&A増加
・IPO候補の急増 → CFO人材需要が拡大
・BIG4内部でもデジタル × FASの高度専門職が増加し、その経験が市場価値を押し上げる


