国内系銀行の下半期採用動向
国内系銀行の下半期採用動向は、中途採用に積極的な大手普通3行や地方銀行では、20歳代~30歳代の高い採用意欲が継続しそうです。上半期に充足できなかった求人に加え、足元の金利上昇により、銀行の人の収益環境は改善傾向にあり、専門性の必要なポジションや法人営業職など引き続き採用意欲は強めが予想されます。また、メガバンクでは、デジタル人材を中心に積極採用が継続しそうです。
投資銀行部門やベンチャー企業に対する投資、私募ファンド、不動産エクイティ等各種投資部門、ストラクチャードファイナンス(プロジェクトファイナンス、LBOファイナンスなど)や不動産ファイナンス等コーポレートファイナンス、各種リスク管理といった分野は活況で経験者の人材争奪戦が続いており、ハイスペックな候補者は、複数の銀行に応募しオファーが出て、オファーを受諾した銀行以外を辞退する、売り手市場の状況となっています。
各行とも離職率の低下やハイスペック人材の獲得のために、人事制度の改定を進めており、ジェネラリストからスペシャリストのキャリアコースの整備やジョブローテーションの見直し、評価制度の導入、年功序列の見直しといった内容です。
新卒初任給の引き上げやベースアップ、中途採用のオファー金額のアップなどといった待遇改善にも積極的に取り組んでいます。また、働き方の多様化に対応するため、全国転勤を希望しない役職員に対し、地域限定勤務でも昇進しやすい環境づくりや、転居を伴う異動者への報奨金制度なども行われているようです。


